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さいたま市の有機栽培農家で農業体験ツアー シェフが手掛ける弁当も

主催者の浦さんと小浦さん

主催者の浦さんと小浦さん

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 さいたま市西区で有機農業を営む「浦農園」(西区宝来)で11月11日、農業体験ツアー「浦農園とChef Kouraのお弁当付き農業体験ツアー 芋掘り大会&玉ねぎ植え付け大会」が開催される。農園の浦光夫さんとフリーシェフ小浦貴史さんの合同企画。

シェフ特製お弁当(関連画像)

 実家が農家だったことから、若い頃から農業に興味があったという浦さん。上京し会社員として定年まで働いた後、60歳からの第2の人生として農家を選んだ。小川町の有機農家で1年8か月研修をして、農業の知識を身に付けた。現在は合計で1500平方メートルの畑を夫婦2人で管理し、さいたま市内のレストランに卸したり、マルシェで直販したりしている。

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 ツアーは、今回4回目。前回は、オクラやシシトウなどの夏野菜の収穫と、春に向けたロマネスコや芽キャベツの植え付けを体験。飲食関係者や家庭菜園をしている人などが参加し、畑で汗を流した。今回はさつまいも、里芋などを掘ってから、用意された3500本の玉ねぎの苗を植え付ける。

 体験ツアーの後の弁当は、シェフの小浦さんが浦農園の野菜を使い調理する。小浦さんがそれぞれの野菜の調理のコツなど、料理のレクチャーを行う。

 企画者の小浦さんは、「Chef Koura」としてさいたま市を中心に活動するフリーシェフ。以前はカフェレストラン「カフェカンタービレ」を経営しており、その頃から浦さんの野菜を好んで仕入れているという。浦さんの野菜は「味が濃く詰まっていておいしい」と話す。「スーパーに当たり前に並んでいる野菜の向こうにも生産者がいる。その生産者の気持ちを知ってほしい」という思いからツアーをはじめた。「体験を通して、土に触れる喜びを感じてもらえれば」と話す。

 浦さんは有機農業を始めて9年目にして、「やっと自信がついた」と話す。農業を始めた当初より野菜の質が良くなり、目指してきた循環型農業ができるようになってきたという。農業体験ツアーについて、「自分の知識を伝えられて楽しい。体が続く限り農業をしていきたいが、これをきっかけに自分の後を継いでいってくれる人が現れれば」と期待を込める。

 開催時間は8時~13時。集合は8時に指扇駅。参加費2,000円(野菜のお土産とお弁当付き)。定員8人。問い合わせはメールまたは電話(TEL 080-3405-1986)で。

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