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大宮にプロテインドリンク専門店 大学生兄弟がシェアキッチン利用し運営

(左から)店長の植木隼平さんが弟の拳平さん、母の美樹子さん

(左から)店長の植木隼平さんが弟の拳平さん、母の美樹子さん

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 プロテインドリンク専門店「Perfect Protect Protein(パーフェクトプロテクトプロテイン)」が6月12日、大宮駅東口の曜日と時間で出店者が変わるシェアキッチン型テークアウト専門「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)」(さいたま市大宮区宮町1)でオープンした。

全33種のプロテインドリンク

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 6種類のプロテインをベースに、全33種類のプロテインドリンクを毎週金曜に提供する同店。店長で大学4年生の植木隼平さんが弟の拳平さんと二人で運営する。

 中学生の頃より「起業したい」と考えていた隼平さんは、新型コロナウイルスの影響でアルバイトがなくなったこともあり、起業について真剣に考え始めたという。「シングルマザーなどのひとり親家庭、大学生などが、コロナの影響もあり経済的に負担がかかり、節約のために食費を削り、結果体調を損なうなど悪循環になっていると感じる。経済格差が健康格差につながっているその差をなくしたいと思った」と話す。春日部市でネイル・アイラッシュ・ダイエットサポートなどの事業を行う母親の美樹子さんのアドバイスと協力の下、「プロテインドリンク」に注目した。「大学生なのでできることは限られている。今の自分でできることをと考えた。栄養バランスがよいプロテインドリンクを飲むことで、大きな経済的負担なく健康を維持できる」と隼平さん話す。

 弟と二人、味の研究を重ね、日々プロテインドリンクを飲んでいるという隼平さんは「便通が良くなったし、疲労感がない。2度寝してしまうことがなくなった」と話す。

 プロテインドリンクは、チョコレート、ストロベリー、プレーン、トロピカル、バニラ、オレンジをベースに、バナナ、ゴマ、アポロ、きな粉、抹茶、マンゴー、レモンなどで味付けする(Mサイズ=580円~、Lサイズ=680円~)のほか、カットフルーツ(イチゴ、バナナ、ブルーベリー)のトッピング(各追加100円)、タンパク質増量(追加200円)、ヨーグルトベースに変更(追加200円)や、アレンジのリクエストも相談に乗るという。

 店の前に体重計を設置し、希望者には「ウェルネスコーチ」の美樹子さんが健康アドバイスを行う。美樹子さんは「プロテインドリンクというと、アスリートやジムで鍛えている人が飲むものと思われがちだが、低カロリーで高たんぱくな手軽に完璧な栄養を取れるドリンク。赤ちゃんから高齢者まですべての人に飲んでいただきたい」と勧める。

 春日部市から来た大学4年の堀澤直樹さんは「アポロ味を飲んだが、おいしくていくらでも飲めそう。これのために筋トレしたくなる」、友人の田畑瑛杜さんは「普段から健康には気を使って青汁なども飲むが、プロテインドリンクは初めて。おいしいのでまた飲んでみたい」、武井敢士さんは「どこのチョコバナナよりもおいしい」と笑顔で話す。

隼平さんは「初日にも関わらず想像よりも多くの人がご来店いただきうれしい。1日100杯を目標に引き続き頑張りたい。『自立健康への入口』として老若男女の方に飲んでいただき、健康な人を増やしたい」と意気込む。

営業時間は金曜10時~15時。

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