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さいたま・堀崎公園内にカフェ 「地域の人々の居場所」目指す

窓からは堀崎公園の広場の様子が見える

窓からは堀崎公園の広場の様子が見える

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「commons cafe(コモンズ カフェ)」が10月20日、堀崎公園(さいたま市見沼区堀崎町)内にオープンした。

壁に設置された本棚には、絵本などが並ぶ

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 2011(平成23)年からさいたま市近隣地域の26カ所を拠点に、貧困や孤立など問題を抱えた子どもや若者を支援するNPO法人さいたまユースサポートネットが運営する同カフェ。以前は浦和にあった同団体拠点本部を2020年末に堀崎町に移転し、地域の企業や学校、民生委員などと連携しながら子どもや若者の問題の解決と支援の充実を目指す「堀崎プロジェクト」を発足した。

 事務局長の青砥祥子さんは「当団体の拠点が身近に移転してきても、近隣住民にとっては何に取り組んでいるかが分からなかったと思う。当団体の存在や取り組みを知ってもらうきっかけになればとの思いから、公園内にカフェを開くことにした。近隣のお客さまから直接街の気になる様子を聞き、相談の受け皿としても機能できれば」と話す。

 カフェでは、好みで野菜や肉類のトッピング(別料金)を追加することができる「10種の野菜ジャム スイート&スパイス ベジカレー」(935円)をメインに提供する。カレーのベースは甘口で、オイルやスパイスで辛さを調節できる。近隣や県内の農家のほか、同団体が運営する畑で収穫した野菜などを使う。ファミリー客向けに、「お子様カレーセット」(759円)を用意するほか、自由に手に取り読める絵本の棚を壁一面に設置する。メニューはこのほか、卵専門農場「田中農場」(深谷市)の卵で作る4種類のプリン、コーヒー、ソフトドリンク、アルコールメニューなどもそろえる。

 青砥さんは「テラス席は、ペット連れも利用が可能。犬の散歩中や公園遊びの休憩に立ち寄るなど、暮らしの合間に気軽に足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。「今後、私たちの畑で収穫された野菜を販売するマルシェや、寄付してもらったピアノを店内に設置して地域の方々に弾いてもらうなどのイベントを開催していきたい。そういった取り組みを通して、すべての人々にとって居心地の良い地域づくりにつなげていくことができたら」とも。

 営業時間は10時~17時。月曜・火曜定休。

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