西新宿・池袋・表参道・銀座に4店舗を展開する会員制・焼かない焼き肉の「29ON」が1月29日、新ブランド「大宮029（おおみやぜろにきゅう）」をオープンする。

低温調理を主軸に温度にこだわった「大宮029」の肉料理

　埼玉県初出店となる同店。29ONグループの社長の米山健一郎さんによると、大宮に約20年住んでいることから、29ONを各地方都市に広げていくチャレンジの初めとして大宮を選んだという。会員のみ予約ができ、米山さん自らメニュー提供を行うことから、営業時間は金曜と土曜の19時30分～21時30分を予定する。

　同店の料理は、低温調理を主軸に温度にこだわった肉をコース仕立てで提供する。料理メニューは品数8から10品ほどの「おまかせコース」のみ。予約制で仕込みの数が分かることでフードロスにかかる食材の金額を減らし、その金額を客に還元することができるという。ドリンクは、日本酒を中心に、肉と合うペアリングとして提供する。

　米山さんは「大宮029は『地元でつながるお肉コミュニティー』をコンセプトに、私の地元でもある埼玉県の大宮でオープンする。会員費をいただく代わりに食材にかける『原価率50％』というハイコスパは29ONの遺伝子を引き継ぎ、驚愕（きょうがく）の肉体験を提供する。大宮029から、『お肉でつながるコミュニティー』を築き上げたい」と意気込む。

　価格は、おまかせコース5,500円、ドリンク3,300円。同店では1月30日までクラウドファンディングサイト「マクアケ」で初回会員を募集している。