大宮駅東口に12月1日、さいたま市内で初となるコワーキングスペース「7F(ナナエフ)」(さいたま市大宮区宮町、TEL 048-729-5197)がオープンし、オープン初日には100人以上が訪れた。
オープンパーティーに集まった関東広域地域の各コワーキングスペースの運営代表者ら
コワーキングスペースとは、オープンな作業スペース・集中できる半個室スペース・会議室・打ち合わせスペースなどがありながら、それぞれが独立して働いたり作業をしたりする中で、参加者同士が交流や情報交換を行い、共働で仕事や活動に取り組む空間を指す。
電源や無線LAN環境があるため、IT関連事業者や営業回りのビジネスマンや出張者が集まりやすく、中には子育て中の女性に特化したコワーキングスペースや学生に特化したコワーキングスペースもある。
全国に作られつつある「コワーキングスペース」だが、埼玉県には数少ない。同施設が、さいたま市内では初のコワーキングスペースとなる。
店舗面積は215平方メートル。施設内には、作業に集中できる集中エリアやIT関係の講座がオンデマンド配信で受けられるスクールエリアなどを備えるほか、2,200冊を超える書籍の無料貸出やフリードリンク・フリーお菓子などのサービスも提供する。
さいたま市内でコワーキングスペースを開いた理由について、同施設を運営するコミュニティコムの星野邦敏社長は「人と人とが交流や情報交換のできる場を生まれ育った地元で開きたかった」と話す。今後、星野さんがIT関連事業者ということもありIT関連のイベントや勉強会に加え、地元地域で活動している人たちが集まりやすい取り組みをしていくという。
営業時間は9時~23時。料金は2時間500円、1日1,000円のドロップインと、利用頻度の高い人向けに月額9,200円を上限にした月額プランも用意している。住所利用や登記利用も可能。