埼玉県赤十字血液センターが4月9日、鉄道博物館(さいたま市大宮区大成町3)で献血を行う。
E5系新幹線電車をデザインしたプルバック式で、献血推進キャラクター「献血ちゃん」をあしらったオリジナル記念品
同センターによると、新型コロナウイルスの感染拡大により献血バスによる団体献血の中止や献血ルームでの協力者数の減少で、血液が必要になる輸血用血液製剤に使う安定的な血液確保が難しくなっているという。同センターが献血啓発と新規献血協力団体の募集に努めている中、鉄道博物館の協力で献血実施が実現した。同博物館での献血実施は昨年10月に次ぎ2回目となる。
当日は、献血協力者対象の謝礼品として、鉄道博物館が提供するE5系新幹線電車モックアップのデザインデータを基に同新幹線をデザインしたプルバック式で、献血推進キャラクター「献血ちゃん」をあしらったオリジナル記念品を準備。当日、400ミリリットル献血に協力した人に進呈する。大宮ウエスト献血ルームでも現在、400ミリリットル献血をした人に同記念品を進呈している。4月8日まで。
献血は予約制で、会場の新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して行う。同センターの長倉知史さんは「献血は皆さんの継続的な協力が必要で、安心して協力に来てもらえるように対策は徹底している。協力してもらえれば」と呼びかける。
予約は献血ウェブ会員サービス「ラブラッド」と電話で受け付ける。4月8日まで(予約枠定員達し次第受付終了)。