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ステラタウンで県内産「麦」マルシェ パン、麺、ギョーザなど県内のべ40店出店

出店を予定するバウムクーヘン沢田屋

出店を予定するバウムクーヘン沢田屋

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 埼玉県の麦に特化したマルシェ型イベント「埼玉麦グルメを召し上がれ!」が5月6日~8日の3日間、「ステラモール」(さいたま市北区宮原町1)で開催される。

行田産地粉を使ったギョーザ

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 ステラモールではマルシェを通じた「地域の食」や「地域の魅力」の発信を目指し、昨年から「地域の食イベント」を開催している。今回は埼玉県産の麦をテーマに、県産麦を使った食べ物や飲み物を提供する県内飲食店に出店してもらうほか、麦の魅力を伝えるワークショップなどを行うマルシェ型イベントを開催する。

 埼玉県は、小麦の収穫量全国第9位(平成30年、農林水産省調べ)、うどんの消費量全国第2位(平成21年、農林水産省調べ)と、小麦の生産・消費が多い県。県北を中心に小麦の生産が盛んで、主に麺用に使われる「さとのそら」や「あやひかり」のほか、加工が難しいと言われるハナマンテンなどが作付けされ、「日本三大麦作地帯」の一つに数えられる。主に飲用に使われる二条大麦の「彩の星」や六条大麦の「すずかぜ」、もち麦の生産にも力を入れている。

 同イベント企画担当者は「食文化の中心にはいつも小麦があるといえるほど埼玉は『小麦王国』。地元の人にもっと埼玉の魅力を感じてもらえるイベントにできれば」と意気込む。

 イベントでは地元で取れた小麦に「触れる」ワークショップも開催する。大麦の焙煎(ばいせん)から体験できる麦茶作りや生地作りから始めるピザ作り体験など「子ども連れの家族も楽しめるマルシェ」を展開するという。

 期間中は県内で「麦メニュー」を提供する飲食店のべ40店舗程度が出店。パンや焼き菓子などの軽食やスイーツのほか、うどんやパスタ、ギョーザなどの食事メニュー、熊谷市のソウルフードとして知られる「フライ」など幅広いジャンルが参加する。

 イベント企画担当者は「埼玉県産の小麦・麦の特徴を生かした唯一無二のグルメが県内各地から集結する。味はもちろんのこと、素材選び、調理方法、地産地消へのこだわりなど、おいしさはもちろんのこと、アイデア満載、安心安全な恵みが楽しめる食のイベントなので、楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~16時。

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