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大宮・氷川参道沿いに卵サンド専門店「TAMASAN PARK」 埼玉の新名物目指して

「王様の熟肉カレーたまごサンド」。サイズは直径20センチ、厚さ7センチほど

「王様の熟肉カレーたまごサンド」。サイズは直径20センチ、厚さ7センチほど

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 大宮の卵サンド専門店「TAMASAN PARK(タマサン パーク) 氷川参道本店」(さいたま市大宮区浅間町2)がオープンして1カ月がたった。

氷川参道に面した店舗外観 

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 「フリーマンズ」(大宮区)社長で店主の西川いっぺいさんは、2019年に同社初の飲食事業となる「カフェ サングリア」(南区文蔵)をオープン。テイクアウトやデリバリー、ロケ弁当の提供などを行ったが、コロナ禍を機に方向性を見直すことにしたという。「埼玉の新名物を作りたい」と考え、既存店のメニューでもあった「卵サンド」を「お土産であげたい、もらいたい」というコンセプトで提供することにし、2カ月間店舗を休業してレシピの再開発に着手した。

 「インパクトのある形状」を目指し、厚焼きのオムレツをデニッシュ生地で包み、直径20センチほどのホールケーキ型に仕上げた。ネット販売を目指して、2020年末にはクラウドファンディングを実施。2021年2月からは都内や埼玉県内各地のデパートやショッピングモールへイベント出店を重ね、販売量が増加したため、専用の製造拠点を兼ねた専門店舗となる同店を3月26日、氷川参道沿いにオープンした。

 同店では「太陽のたまごサンド」(398円~)、栗豚を使ったカレーを挟んだ「王様の熟肉カレーたまごサンド」(550円~)、紅しょうがを練り込んだパン生地に揚げ玉を挟んだ「関西紅生姜(しょうが)タマさん」(450円~)など5種類のメニューを、ホール型、ハーフカット、ケーキカットなどそれぞれ4種類のサイズで販売する。店頭のテラス席での飲食も可能。

 オムレツにはいずれも埼玉のブランドである「彩たまご」、「松田のマヨネーズ」などを使う。西川さんは「素材にこだわり幅広く吟味した結果、目指していたしっとり滑らかな黄金のオムレツを実現できた」と話す。

 西川さんは「連日通ってくれるお客さまも増え、手土産として浸透している様子が感じられることがうれしい。氷川参道や大宮をより盛り上げるきっかけになれたら」とほほ笑む。「3年後には全国へ店舗を展開し、店頭やイベントでより多くのお客さまに商品を届けられる体制を整えたい」とも。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。

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