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大宮にパン店「kico」 幸手のパン店「cimai」の姉妹店

「あんバターサンド」(手前)と「カンパーニュのホットサンドイッチ」

「あんバターサンド」(手前)と「カンパーニュのホットサンドイッチ」

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 パン店「kico(キコ)」が4月5日、商業施設とオフィス、観光拠点から成る複合施設「Bibli(ビブリ)」(さいたま市大宮区高鼻町2)1階にオープンした。

食パンを中心に10種類前後の商品が並ぶカウンター

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 天然酵母を使ったパンを焼く姉・大久保真紀子さんと、イーストを使ったパンを焼く妹・三浦有紀子さんが姉妹で店主を務める埼玉・幸手市のパン店「cimai(シマイ)」が企画し、管理・運営する同店。三浦さんは「新たなパン店をプロデュースしてみたいと考えていた矢先に今回の出店の話が舞い込んだ。元々、お客さまにとっても従業員にとっても『気持ちのいい環境でパンを焼く』ことを大切にしており、最初の見学で訪れた氷川参道の緑と美しさがその価値観にピッタリと合ったのが出店の決め手だった」と振り返る。

 シマイの店頭にも並ぶ「玄米食パン」(2分の1=400円)、「cobo バナナケーキ」(400円)、「あんぱん」(200円)、「キッシュ」(550円)のほか、同店オリジナル商品として食パン「kico blanc」(2分の1=500円)、国産蜂蜜を使った「ハニーバタートースト」(400円)、シマイのものとは素材の配合を変えた「コッペパン」(150円)などを販売する。オリジナルブレンドのコーヒーや紅茶(以上500円)、無農薬フルーツを国産蜂蜜で漬けたシロップを使った「フルーツネード」(600円)などのドリンクも販売する。テイクアウト利用のほかイートインも可能。

 三浦さんは「家族がにぎわい、近所の方が日常のパンを買いに来てくれるような店にしたかったので、食パン中心の品ぞろえにした。私たちが毎日店に足を運べない分、スタッフだけでも味をきちんと再現できお客さまにも満足してもらえるレシピを、半年ほどかけて作り上げた」と話す。

 「気持ちのいい氷川参道から着想を得て、パンを片手に氷川参道を歩いてもらえるよう、注文を受けてから焼き上げる『カンパーニュのホットサンドイッチ』(600円)や、コッペパンにバターと毎朝炊くあんをその場で挟む『あんバターサンド』(350円)、『フルーツサンド』(900円)などを用意した。『参道でサンド』を合言葉に、散歩のついでにフラリと立ち寄ってもらえたら」と三浦さんはほほ笑む。

 営業時間は11時~17時30分。月曜・木曜定休。

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