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埼玉県立大宮高でウィキペディアタウン 編集通して地域学習深める

ウィキペディアタウンに取り組む大宮高校の生徒

ウィキペディアタウンに取り組む大宮高校の生徒

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 埼玉県立大宮高校(大宮区天沼町2)で6月25日、「ウィキペディアタウン」が開催され同校生徒8人が参加した。

図書館で文献調査を行う埼玉県立大宮高の生徒

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 ウィキペディアタウンは、参加者が街歩きや文献調査などを通して見つけた地域の魅力をインターネット上の百科事典「ウィキペディア」の記事にして投稿・編集するワークショップ型のイベント。2012(平成24)年にイギリスで始まり、国内では2013(平成25)年の横浜での開催が初。現在は全国で行われており、埼玉県内では県立熊谷図書館や行田市立図書館などで開かれている。

 同校と埼玉県立不動岡高校の共催で、20人の生徒が参加。当日は両校をオンラインで中継し、同時開催でワークショップを行った。

 講師はウィキペディア日本語版管理者のAraisyoheiさんと早稲田Wikipedianサークルのメンバーが務め、記事の書き方などを指導する編集講座を実施。「学校の歴史を知ること」をテーマに、学校図書館・公共図書館の文献調査や校内フィールドワークを行った。

 調査後はグループごとに記事を作成し、ネット上にアップロードした。参加した1年生の中村綾さんは「大宮高校女子部の前身にあたる成均学園について調べた。調べていくうちに初めて知ることがたくさんあって楽しかった」と振り返る。

 同校教員でイベントに参加した田中里奈さんは「インターネットに限らず、古い書籍の文献に没頭する生徒たちの姿が印象的だった。今後は街歩きなどのフィールドワークも行い、地域について学ぶ楽しさ、魅力を伝えていければ」と笑顔を見せる。

 イベントの支援を担当したアカデミック・リソース・ガイドの下吹越香菜さんは「ウィキペディアタウンを複数校同時開催する取り組みは全国的にも珍しいのでは」と話す。「学生に探究学習をより主体的に取り組んでもらうには身近な出来事に近づけたプログラム作りが重要。日常的に利用されているウィキペディアを活用した今回の取り組みは、若者世代との相性が良いと感じる」とも。

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