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岩槻でリノベーションスクール 実在する遊休不動産を題材に

前回のリノベーションスクールをきっかけに事業化された「MIYATAYA BAGEL」の店内

前回のリノベーションスクールをきっかけに事業化された「MIYATAYA BAGEL」の店内

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 岩槻駅東口コミュニティセンター(さいたま市岩槻区本町)などを会場に10月28日~30日、「第3回リノベーションスクール岩槻」が開催される。主催はさいたま市、企画運営はリノベリング(東京都豊島区)。

前回のリノベーションスクールをきっかけに事業化された「MIYATAYA BAGEL」の外観

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 参加者は岩槻駅周辺に実在する遊休不動産を題材に、リノベーションまちづくりの専門家である講師陣のアドバイスを受けながら、地域に変化を与え、周辺エリアの価値を上げていくための事業計画を立案する。最終日には、実際に物件オーナーや地域住民へ事業化を前提とした公開プレゼンテーションを行う。プレゼン後、オーナーの了承が得られ、実現可能性の高い提案については事業化を目指していく。

 さいたま市の担当者は「リノベーションスクールは、実在する遊休不動産を活用して事業化を目指す実践的な場。遊休不動産等の『今あるもの』を活用して、地域課題を解決していこうというリノベーションまちづくりの一環として取り組んでいる。過去2回開いたリノベーションスクールからは、遊休不動産を活用した事業が3件立ち上がり、まちに新しい風を吹き込んでいる。新しいことに挑戦したい方や地域のために行動したい方にとっては絶好の機会」と参加を呼びかける。

 2019年に開催した第1回では題材となった遊休不動産がカフェになり、現在も営業中。昨年の第2回では築100年超の古民家がベーグル店となり、現在は「行列ができるほどの人気」だという。

 リノベーションやまちづくりに興味があり自らの手で岩槻のまちを良くしたいという思いがある人、創業に興味があり自らが実践者となって遊休不動産を活用したビジネスを興し稼ぎながらまちに貢献したい人、自分のスキルを生かしてまちに貢献したい人などが対象となる。

 参加費は1万5,000円(学生は5,000円)。申し込みは9月14日まで、受け付ける。

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