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岩槻でアートイベント「人形のまち岩槻総合文化芸術祭」 市民主導で開催

実行委員長の矢萩さん(中央)、委員の奥山さん(左)、まち・あわせの佐藤さん(右)

実行委員長の矢萩さん(中央)、委員の奥山さん(左)、まち・あわせの佐藤さん(右)

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 「第11回人形のまち岩槻総合文化芸術祭」が10月1日~10日、さいたま市岩槻区の岩槻駅前を中心としたエリアで開催される。

会場となるクレセントモールの「みちあそび」の様子

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 岩槻エリアのさまざまな会場で催しを行う同イベント。岩槻駅東口コミュニティセンター(さいたま市岩槻区本町3)では10月1日に市民演芸会、2日にラテン音楽祭、8日にジャズ音楽祭、10日には市民音楽祭を行う。人間総合科学大学岩槻キャンパス(岩槻区太田字新正寺曲輪)でもマルシェや音楽フェスタを行い、街なかの商店やストリートでもワークショップやコンサートを開く。

 会場の一つとなる岩槻駅前のストリート「クレセントモール」は10月5日、「まちあそび」と題し、「ベーゴマ」「めんこ」などの昔遊び、バルーンアートや段ボールの家作りなどさまざまな遊びができる会場となる。パンや肉巻きおにぎりなど飲食のブースも出店。同企画を運営するまちづくりユニット「まち・あわせ」の佐藤美和さんは「子どもも大人も、みんなで楽しめる場になれば」と話す。

 「人形のまち岩槻総合文化芸術祭」は行政主導で始まったが、2回目からは市民主導となり、今回で11回目を迎える。今回からほかのイベントとの連携にも力を入れている。実行委員長の矢萩邦夫さんは「岩槻はたくさんのイベントがあるが、バラバラに開催されていた。今回は秋に行われる『人形供養祭』『鷹狩り行列』『やまぶきまつり』『重陽の節句』の4つのイベントと共通のポスターを作り、埼玉高速鉄道や東武鉄道などにも掲載してもらってアピールするなど、力を合わせて岩槻を盛り上げていく」と話す。

 前回はコロナ禍の影響で、会場は駅前の複合施設「ワッツ岩槻」のみとなったが、今回は街なかに広げ商店での展示やイベントを行う。実行委員の奥山吉寛さんは「街に出ることで、当初のイベントの目的である街の活性化につなげられる。作品やイベントだけでなく、店や人の様子を見て岩槻の奥深さを味わってほしい」と話す。

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