「第1回東大宮ハロウィーンウオーク 2022」が10月22日・23日、JR東大宮駅東口を中心とした地域で行われた。主催は東大宮ハロウィン実行委員会。
駅前の商店街を活性化させようと地元の商店らが中心となり企画した同イベント。2日間合わせ延べ500人の小学生以下の子どもが仮装して参加、駅前周辺を練り歩き、参加店の前で写真を撮り、写真を店の人に見せてお菓子をもらった。26店の参加店が提供したお菓子袋には、各店の和洋菓子が入っており、中には今回のイベント限定の菓子もあった。
山内琢実行委員長は「当初は仮装した子どもたちが1カ所に集まる形を考えていたが、密になってしまうので練り歩く方法に変えた。たくさんの人が駅前を歩いてくれることで街ににぎわいが出て、商店街の店のことも知ってもらえたので良かった」と話す。
参加店の一店「パティスリークレアエスト」店主の東拓明さんは「こんなに多くの人が来てくれるとは思っていなかったので驚いた。やはり皆さんイベントやお祭りが好きなんだと実感した」、細井薬局・店主の細井義弘さんは「お菓子が足りなくなり慌てて追加したが、それでも足りなかった。こんなに来てくれるならもっと用意すれば良かった」と参加者の多さに驚いていた。
3歳と1歳の子どもと参加した見沼区在住の40代女性は「とても楽しかった。来年も開催してほしい」、高校2年の男子生徒は「中学生や高校生も参加できるようにしてほしい」、小学6年生の女児3人組は「4店回った。いつもは入ったことがない店に入って楽しかった」と笑顔で話した。
山内さんは「来年は、お菓子の数は参加店を増やして今年よりも多くの人が楽しめるイベントにできたら」と意気込む。山内さんは「コロナ禍でイベントが開催しづらい状況だが、工夫しながら、みんなが楽しめる方法を考えていきたい」と話す。