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さいたま・川越・秩父巡るチャリティークラシックカーラリー ポリオ根絶願う

清水市長のフラッグでスタート

清水市長のフラッグでスタート

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 「ポリオ根絶チャリティークラシックカーラリー」が10月23日、大宮の氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町1)を起点に開催された。主催は国際ロータリー第2770地区大宮ロータリークラブ。

氷川神社に往年のクラシックカーが勢ぞろい

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 昨年に続き2回目となった同イベント。全国から駆けつけたクラシックカーが氷川神社の境内に並び、神主によるおはらいの後、スタート地点の三の鳥居前に整列。清水勇人さいたま市長のフラッグを合図に20秒間隔で次々と氷川神社を出発した。

 国際ロータリーは1979(昭和54)年以降、約40年にわたりポリオ根絶に力を注いできた。同イベントの参加費の一部はポリオ根絶活動のために寄付される。

 参加資格は、1976(昭和51)年までに製造された車両か大会実行委員長が認可した車両。参加者はルートブックに従いコマ図を確認しながらルートを走行する。川越市と秩父市を通り、途中、ピカ秩父でPCゲーム(決められた区間を設定されたタイムで走る競技)を競い、最後はさいたま市・大宮区の桜木駐車場でゴールする。全長195.2キロのルート。往年の名車33台が参加した。

 ゴール地となる桜木駐車場ではラリーの間、子どもたちや芸能人のステージイベントのほか、キッチンカーやフードトラックも登場して参加者を楽しませた。「昔の車と、今の車」と題し、ディーラー各社の最新の車両が並んだほか、その向かいにはラリーを終えたクラシックカーが続々と集結し、新旧の車体のデザインに見入ったり、写真を撮影したりする来場者でにぎわった。

 氷川参道近くの「マナワカフェ&ギャラリー」店主の清水裕一さんは「今年は各地でクラシックカーラリーが開催されているため、合間を縫ってこのラリーに駆けつけてくれた人もいてうれしい」とほほ笑む。

 橋本和久実行委員長は「ポリオ根絶について広く周知したいのはもちろん、さいたま市・川越市・秩父市の観光共同イベントとしてこのラリーを根付かせたい。コロナで落ち込んだ観光地を支援できたら」と意気込む。

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