食べる

大宮で「カゴメオムライススタジアム」関信越大会 5店舗が出場

エリア代表に選ばれた「カフェテラスLION」の「グリルチキンのトマトクリームオムライス」

エリア代表に選ばれた「カフェテラスLION」の「グリルチキンのトマトクリームオムライス」

  • 46

  •  

 「カゴメオムライススタジアム2023」関信越大会が2月16日、大宮スイーツ&カフェ専門学校(さいたま市大宮区桜木町1)で行われた。

「カフェテラスLION」の入江夫妻

[広告]

 「オムライスに、新発見を。」をコンセプトに、日本生まれの洋食であるオムライスの新たな魅力を発掘・発信する目的で行い、全国から123店舗がエントリーする同大会。書類選考を通過した34店舗から、エリア大会の実食審査で9店舗を選出し、そこから一般によるウェブ投票を実施。上位3店舗が5月13日に行われる全国大会決勝に出場する。

 関信越大会には、「洋麺亭 前橋上泉店」(群馬県前橋市)、「伊太利亜洋食ひいき屋」(さいたま市大宮区)、「BAR & GRILLBURGER CHOP-STEAK HAMBURGER-」(長野県松本市)、「カフェテラスLION」(栃木県宇都宮市)、「万代グリル ガルベストン by Soi」(新潟県新潟市)の5店舗が出場。「撮影用」「見た目審査用」「実食用」の3種類を制限時間内に調理し、審査員3人が「おいしさ」「シェフの技や店のこだわり」「エリア性(材料やビジュアル)」を評価した。審査員は、料理研究家の高城順子さん、会場を提供した大宮スイーツ&カフェ専門学校の森田夕加理さん、カゴメ関信越支店長の村山憲治さんが務めた。

 地元・大宮から出場した「伊太利亜洋食ひいき屋」は、洋食と中華・イタリアンの要素を組み合わせた「SHIBIRE 麻婆(マーボ-)オムライス」をエントリー。トマトケチャップをソースの隠し味として加えて酸味とコクを出し、モッツアレラチーズを豆腐に見立てることで洋風の麻婆ソースに仕立てた。さらに、花椒(ホアジャオ)を別添えにすることで、個人の好みに合わせた「しびれ」を味わえるようにした。

 審査の結果、卵・鶏肉・米に地元である栃木の食材を使い、ケチャップを3パターンで活用した「カフェテラス LION」の「グリルチキンのトマトクリームオムライス」がエリア代表に選ばれた。店主の入江浩史さんは「他店がアイデアに富んだメニューを用意する中、あえてシンプルなオムライスで挑んだため、選出されで驚いている。同じエリアで競った方々の分まで頑張りたい」と意気込む。

 審査員の高城さんは「どの店もおいしく、難しい審査になった。その中で、カフェテラス LIONのオムライスはカレー粉やブランデーなどの隠し味が煮込まれたソースの中で混然一体となり、奥深く素晴らしい味わいになっていた」と評した。

 各エリア大会を勝ち抜いた9店舗を対象としたウェブ投票は3月20日~4月3日、公式サイトで行う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース