「第3回さいたまメダカフェス」が5月3日、スーパーバリュー卸売パワーセンター岩槻店(さいたま市岩槻区大口)で行われる。主催は「心めだか」(加須市南篠崎)。
2022年4月29日に第1回を開き、広島、福井、愛知、山形など全国各地からメダカ関係者が集まる同イベント。テーマに「めだかで架けよう虹の架け橋」を掲げ、回を重ねるごとに出店者も来場者も倍に増えているという。代表の白田誠さんは「今回はメダカ関係者とメーカー、キッチンカー合わせて約60店が参加する。来場者数は2000人を見込む」と話す。
メダカは技術を必要とせず飼いやすいとされ、夏場のボウフラ対策にもなるという。アパートやマンションでも飼育でき、ペットショップに行かなくてもネットで購入もできる。コロナ禍で在宅ワークが増えた背景もあり、癒やしとしてメダカを飼う人が増えたという。
昨今のメダカブームで目にするメダカにはオーロラ、ラメ、突然変異でヒレが長い品種なども登場している。白田さんは「美しいメダカはここ10年で増えた」と話す。愛媛県のトップブリーダー垂水政治さんが改良したメダカには1匹75万円、ペアで150万円の値が付くという。
白田さんは「みんなが手塩にかけたメダカを見て感動して笑顔になってもらえたら」と来場を呼びかける。目玉となる「メダカくじ」では、3,000円のくじは5,000円~2万円相当のメダカが当たり、5,000円のくじは1万円~5万円相当のメダカが当たる。
開催時間は10時~16時。入場無料。駐車場無料。さいたまグルメフェスと同時開催。