盆栽をテーマにしたポップアップストア「BONSAI BLOOMY’S（ボンサイブルーミーズ）」が8月5日、氷川参道沿いにある冠婚葬祭アンテナショップ「TOMARIGI（トマリギ）」（さいたま市大宮区高鼻町2）内にオープンする。

「ブルーミーズバイフローリー」店長の松尾理美さん

　総合結婚式場・葬斎センター・多目的ホールを手がけるサイカンシステムが運営し、第1期（6月1日～6月29日）はコトホギ（見沼区大和田町1）で、第2期（7月1日～7月30日）は複合商業施設「大宮門街」（大宮区大門町2）で開催した。

　大宮門街のフラワーカフェ「BLOOMY’S×Flory （ブルーミーズバイフローリー）」の松尾理美店長が大宮の伝統文化である「盆栽」をテーマに企画した。「五感で感じる私自身と盆栽」をコンセプトに、さいたま市の3施設を利用し、大宮が誇る「盆栽」と現代的な「カフェ」をコラボした。

　「盆栽というとお年寄りのイメージを持つ方も多いが、最近は盆栽祭りなど若者をターゲットにしたイベントも増えている。カフェを通じて若者に盆栽を、もっと身近に感じてもらえたら」と松尾さんは話す。

　店舗では盆栽の展示販売を行うほか、インスタ映えする撮影スポットを設置。SNSを見て来店する外国人も多いという。第3期のトマリギは氷川参道に面しており「テイクアウトもできるので散歩がてらに立ち寄ってもらえたら」と松尾さん。

　パティシエ監修の盆栽ティラミス（880円）、ロールケーキ（680円）、抹茶アイス（550円）などのメニュをそろえる。抹茶フラッペ（880円）はブルーミーズバイフローリーで継続して販売予定。

　「気軽に楽しめる」という小さな真柏の盆栽（2,000円）や「存在感がある」というイチョウの盆栽（4万円）なども店頭に並べる。

　営業時間は11時～17時。今月29日まで（28日は休業）。