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さいたまスーパーアリーナで子ども演劇ワークショップ 脚本作りから体験

講師からせりふの指導

講師からせりふの指導

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 小学生~高校生を対象とした演劇ワークショップ「チームたまーりん 海を感じよう! 2023」が、10月8日から全6回、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心)TOIROで開催される。主催はNPO法人「埼玉情報センター」とサウスウォーク。

大縄跳びをイメージした稽古

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 「チームたまーりん」は、さいたまスーパーアリーナが2014(平成26)年に始めた子ども向けの身体表現ワークショップ。名前はさいたまスーパーアリーナのゆるキャラ「たまーりん」にちなんでいる。毎年参加メンバーやテーマを入れ替えながら、今年で10回目となる。

 今年は「自然」「海」「川」をテーマに、演劇の基礎としてせりふの練習や短い台本作りの体験を行った後、子どもたち自身が台本を作り、役作りをする。最終日はさTOIROで発表会を行う。

 ここ数年はコロナ禍の影響もあり、リモート開催や規模を縮小して行っていたが、本年度は全6回のリアル開催で本格的な演劇体験を行う。演出家で劇団主宰経験のある中村公平さんをメイン講師に迎え、サブ講師も全員、俳優や劇団出身者がそろう。

 主催者で演劇プロデューサーの木原真弓さんは「6日間のワークショップを通して、初めて出会う仲間、年齢の違う友達と演劇創作の基礎を学び、頭や身体を目いっぱい動かしながら物語を創作する。子どもたちに演劇を通して、表現力やコミュニケーション能力を身につける体験ができれば」と話す。

 もう一人の主催者、中西みなみさんは「演劇を通して、学校も年齢もバラバラの子どもたちが多様性を受け入れ、すぐに仲良くなれるのがワークショップの面白さ。演技だけでなく、自分と違う価値観を受け入れる、共生する、という点も大切にしている」と話す。

 企画立ち上げ時から関わる荒谷拓己さんは「10年間続くワークショップで、過去参加者の中にはミュージカルで活躍したり、芸術系の学部に進んだりした子どももいる。卒業生としてワークショップをサポートしてくれるメンバーも出始めた。子どもたちの自由な創作活動を応援していきたい」と話す。

対象は小学4年生~高校3年生で、開催日は10月8日・9日、14日・15日、21日・22日。参加費は1万円(全6回分)で、定員は20人。

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