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さいたまでハロウィーンイベント 参加枠400人、30分で満員に

スタンプラリー形式で、参加者は40の協力店・企業を巡り、「トリック・オア・トリート」を合言葉にスタンプと菓子をもらった

スタンプラリー形式で、参加者は40の協力店・企業を巡り、「トリック・オア・トリート」を合言葉にスタンプと菓子をもらった

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 イベント「まちのハロウィーン」が10月29日、たまアリタウンけやきひろばから原産業(さいたま市中央区本町西)にかけての地域で行われた。主催は「しばふハウス」(上落合)。

スタッフたちも仮装姿で出迎えた

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 「しばふハウス」は子育て支援のフリースペースとして2016(平成26)年9月に開設し、現在の場所に移転したのち7周年を迎えた。子どもの遊びや勉強の場、保護者や地域住民の交流の場として、施設を開放しているほか、ハロウィーン、バザーや運動会などイベントの企画、学習キッズクラブの運営を行っている。

 今年で4回目となる同イベント。当日はスタンプラリー形式で、参加者は40の協力店・企業を巡り、「トリック・オア・トリート」を合言葉にスタンプと菓子をもらった。スタンプにはひらがなが書かれ、並び変えて浮かび上がる言葉を当てる「ミッション」も。同施設代表の三尾新さんは「もともとは、近所の子供たちに楽しんでほしいというお母さんたちの思いで企画された、4~5家族で互いの家を仮装して回る、ごく小規模なものに関わらせてもらったのが始まりだった」と振り返る。「規模が大きくなっても基本は変わらず、参加者に楽しいと思ってもらえればイベントは成功。その上で、街を知って好きになるきっかけ作りや、知り合いや知っている店が増えることによる防犯効果など、新しい価値を生み出していけたら」とも。

 菓子の配布は各店のスタッフやボランティアスタッフが行い、仮装姿で各スポットに立って参加者たちを出迎えた。さいたま市中央区から参加していた5歳の男児は「たくさん歩いて疲れたけど、お菓子をいっぱいもらえてうれしかった」と笑顔を見せ、母親の30代女性は「子どもが楽しそうにしていて、私もうれしくなった。また参加したい」と話していた。

 同イベントは事前申込制で、参加受付開始から30分で400人の枠が満員となったという。三尾さんは「受付終了後も問い合わせが多く、参加できなかった方々には申し訳ない」としつつ、「子どもや保護者の方々に楽しんでいただけるイベントに成長してきたと感じる。もっと多くの方に参加していただくためにどうしたらいいか、常に考えていきたい」と話す。

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