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大宮・氷川参道沿いに小劇場 地域や文化をつなぐにぎわいの拠点に

運営する賑ノ杜(にぎわいのもり)の五十嵐伸幸さん(右)とスタッフ

運営する賑ノ杜(にぎわいのもり)の五十嵐伸幸さん(右)とスタッフ

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  小劇場「氷川劇場~大宮氷川参道二ノ鳥居前」(さいたま市大宮区高鼻町2)が2月16日~18日の3日間、オープニングレセプションを開催する。主催は賑ノ杜(にぎわいのもり)。

「劇場ナポリタン」 劇場の赤いカーペットと女優帽をイメージした (画像提供=カフェ&ダイニング シャチ)

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 さいたま市の旧大宮図書館をリノベーションした商業施設とオフィス、観光拠点から成る複合施設「Bibli(ビブリ)」の地下にある講堂・視聴覚ホールとして使われていた小ホールを劇場として改装した同施設。オープニングレセプション後は限定的に稼働しながら改装を完了後、グランドオープンを目指す。

 同イベントでは3日間、舞台を使いジャズやロック、ベリーダンス、サンバなど、日替わりでミュージシャンやダンサーが出演するプログラムを用意する。

 「カフェ&ダイニング シャチ」(フード・クラフトビール)、「Bar 8AM」(カクテル・アルコール・ドリンク)が飲食を提供し、「シエルヴァンメール」(埼玉小麦のパン)、「サミーシフォン」(シフォンケーキ)、「atelier紡」(米粉菓子)、「chinami sweets」(焼き菓子)など、地域にゆかりのある店が劇場ロビーに日替わりで出店する。

 大宮で「画家の小道」を主催する「AKI SPRAY PAINT」はアート作品を展示販売。染め直した古い浴衣地や手ぬぐいでオリジナルデザインの一点物の服を作る「冬虫夏草洋品店」、陶器小物を作る「ほっこり堂」のほか、和雑貨「つくりえ」は鳥居をモチーフにデザインした「038(おおみや)てぬぐい」を販売する。

 カフェ&ダイニング シャチが同劇場のために開発し提供する「劇場ナポリタン」(990円)は「自家製でマリネした豚肩肉を使い、ニンニクを利かせたナポリタンに劇場のレッドカーペットを意識した赤いパプリカを使用。昭和レトロな女優帽のような黒いチュイルダンテル(塩気のある焼き菓子)をトッピングとしてのせ、華やかな見た目にした」という。シャチを経営する海獣カンパニーの坂井勇二社長は「注文すると僕が岡持ちに入れて劇場に配達に行くので楽しんでいただければ」と話す。

 賑ノ杜代表の五十嵐伸幸さんは「Bibliの地下で幕を開ける氷川劇場が、新たなにぎわいの創出の場、大宮の芸能・文化、地域の魅力発信の拠点として、地域の人の活躍の場・表現の場になれば。オープニングレセプションに来ていただき大宮の地域の魅力や当劇場の可能性を目にして、発信の場・交流の場として人と情報と楽しさに触れてもらえたら」と呼びかける。

 16日・17日は17時30分開場、18時30分開演(21時閉場)、18日は11時開場、13時開演(18時閉場)。入場無料。ウエルカムドリンク付き。

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