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大宮でメキシコ料理を楽しむイベント 

メルカドマヤの加藤真矢さん

メルカドマヤの加藤真矢さん

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 メキシコ料理を楽しむイベント「トルタ祭り~マルガリータの日ー」が2月24日、メキシコ料理店「メルカドMAYA(マヤ)」(さいたま市大宮区宮町1)で行われる。

トルタ オウガーダ

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 2023年4月からシェアキッチン「CLOCK KITCHEN in Seagull(クロックキッチン・イン・シーガル)」を利用して週1回営業している同店。店主の加藤真矢さんはさいたま市出身で、カナダ留学中にメキシコ人の男性と出会い結婚。メキシコで生活した8年間に義母から多くの家庭料理を教わり、メキシコのレストランで食べた味や、義理の母から学んだ味を参考に、家庭で料理をする中で夫に食べてもらいながら、メキシコ料理の腕を磨いてきたという。

 現在は水曜・木曜に営業する「メルカドMAYA」では、小麦粉で作られた大きめのトルティーヤで肉・煮豆・米・チーズ・アボカド・サルサなどの具材を包んだ「ブリトー」や、トマト味のスープ「アステカスープ」などを提供している。

 イベントでは、メキシコの郷土料理「トルタ」を提供する。「トルタ」は各地方で料理方法が違い、今回はメキシコの第2の都市「グアダラハラ」の「トルタ オウガーダ」を作る。加藤さんは「夫が育った街であるグアダラハラのトルタは塩味のあるバゲットの中に柔らかく煮た豚を入れ、その上からトマトスープをかけたもの。グアダラハラの人たちはみんなこのトルタオオウガーダが好き。手間がかかるので、ちょっとしたご馳走メニュー」と話す。

 トルタのほか、トマトソースにトルティーヤチップス(トトポス)を絡め、その上から、タマネギのみじん切りとクレマ(クリームチーズのクリーム)とチーズをかけた「チラキレス」、トウモロコシのトルティーヤにチーズを挟んで焼いた「ケサリーヤ」を提供する。

 アルコールはメキシコを代表する酒「テキーラ」や「メスカル」を用意する。加藤さんは「アメリカで2月22日をマルガリータの日としたため、日本でも2018(平成30)年より同日がマルガリータの日になった。メキシコらしい味を楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は11時30分~14時30分。参加費は、食事のみ=2,500円、食事とアルコールのセット=4,500円。要事前申し込み。

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