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大宮に木下製餡のあんこ菓子店 県産素材使い工場直売でできたて販売

大宮に木下製餡のあんこ菓子店 県産素材使い工場直売でできたて販売

大宮に木下製餡のあんこ菓子店 県産素材使い工場直売でできたて販売

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 あんこ菓子店「あんこどき」(さいたま市大宮区桜木町4)が5月30日、オープンする。

「あんこが新鮮だからこそできる」という2種類のおはぎ

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 さいたま市唯一の製餡(あん)所である木下製餡(大宮区桜木町4)が「あんこの魅力を地域に伝えたい」と開く同店。同店のあんこ菓子は、産地から直送した素材を生の状態で使っているという。「いもようかん」のサツマイモは三芳町からそのままの状態で取り寄せ、工場で皮をむき、ふかしてから使うほか、「ゆずようかん」は、越生町のユズを取り寄せ、工場で皮と実の果汁を搾って作る。

 同店のあんこ菓子が埼玉土産候補の一つになればという願いも込め、埼玉県産の素材を使う。専務の木下大輔さんは「埼玉県の素材だけを使ったあんこどきの菓子が土産の一つとして定着してくれれば」と話す。

 木下さんは「あんこは小さな子どもから高齢の方まで楽しめる。あんこどきでしか食べられない菓子を食べに来てほしい」と話す。「あんこは植物性の素材でできているほか、添加物を入れていないため、小さな子どものためにあんこを買いに来るお客さまもいる」とも。

 同店では、おはぎやようかんなどを販売する。工場直売のため、その日にできた新鮮なあんこ菓子をテイクアウト販売するほか、購入したお菓子を外のベンチで食べることもできるようにする。

 木下さんは「あんこどきという店の名前は、来てくれる人に和んでほしいという思いから付けた」と話す。「今後はあんこの良さやおいしさを広めるため、新商品の開発や炊きたてあんこを販売したい。まずは、地域の人に手に取ってもらえるように取り組んでいきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~17時。日曜・祝日・月曜定休。

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