「彩の国ビジネスアリーナ2025」が1月22日・23日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心8)で開催された。主催は埼玉県や埼玉県産業振興公社など。
大迫力の巨大ロボット「メガボッツ」がアメリカ・カリフォルニア州から来日
中小企業の受注拡大や販路開拓など、新たなビジネスチャンス創出の場である同イベント。オンラインを含め計657の企業や団体が出展し、2日間で1万5423人が訪れた。同会場をフル活用した「スタジアムモード」での開催は改修工事のため今年で最後のため、昨年に比べ規模を拡大して行われた。
公益財団法人さいたま市産業創造財団(中央区)は、中小企業の福利厚生サービス「ワークジョイさいたま」を多くの人に知ってもらう目的で出展。イチゴ狩りの料金補助や「しまむら」の商品券を安く購入できるなどのサービス内容を紹介した。センター長の相原康宏さんは「イベントを通じて、さいたま市の企業とつながり、サービスや取り組みの面で連携していきたい。地域の皆さんに喜んでもらえるものを提供できたら」と話す。
声のトレーニングによる健康増進や地域活性化を行う「ボイスクリエーションシュクル」は、川崎市や山形県のスポーツチームとの取り組みを中心に紹介。声をトレーニングすることで、メンタルヘルスの改善などが期待できるという。経営戦略企画室長の佐藤直さんは「この取り組みを多くの人に知ってもらいたい。埼玉県内の企業とつながり、地域に貢献していければ」と意気込む。
「デサン」は、キャラクター制作・運営支援サービスを広める目的で出展。ブースのモニターにはキャラクターを映し出し、話す人に連携して映像が動く技術を紹介した。デジタルプロモーション部リーダー眞下亮太さんは「キャラクター制作だけでなく、企業の課題解決の提案もしている。どんな悩みでもいいので、気軽に相談してほしい」と呼びかける。
直立時の高さ約4.5メートルの巨大ロボット「メガボッツ」は多くの来場者の注目を集め、デモンストレーションや乗車体験も行った。