
シェアオフィス「WAW(ワウ)大宮」(さいたま市大宮区桜木町2)が2月28日、大宮駅西口の「大宮サクラスクエア」2階・3階にオープンした。運営は日鉄興和不動産。「WAW」は東京都内6拠点で展開しており、大宮は都外初の拠点となる。
個室オフィス37室、6人用会議室1部屋、8人用会議室2部屋、オープンエリア約50席を備えるほか、初めてサウナを併設した。サウナは原則男性専用だが、レディースデーも設ける予定。加えて、「街に開かれた空間」を意識して、テーマ別に選書したブックラウンジも備えた。
同社賃貸事業本部事業創造グループ・リーダーの石森嵩彬さんは「日鉄興和不動産他が事業参画した再開発事業「大宮サクラスクエア」内に会員制のシェアオフィスを設けた。上に住居もあり、個室中心のオフィス空間ではなく、サウナやオープンエリアを備えることでビジネスとウェルネスが融合する施設にできれば」と話す。
埼玉を拠点とする企業の拠点や大手企業の支店としての利用のほか、大宮を中心として活動する個人事業主や自宅以外でリモートワークをしたい会社員の利用を想定しているという。
シェアオフィス会員は24時間利用でき(有人受付時間帯の平日8時~22時、土日祝8時~20時)、月額料金は、個室=7万7,000円~、オープンエリアのみの利用=1万9,800円。時間帯ごとの利用料金なども別途定めている。