
さいたま市内在住の小学4年生~中学3年生の児童・生徒が実践的なビジネス体験をするプログラム「“さいたま”あんとれすくーる」の集大成として、8月23日、大宮駅東口の「まるまるひがしにほん」で販売会を実施する。主催は、さいたま市経済局商工観光部労働政策課。
8月23日の大宮駅東口「まるまるひがしにほん」販売会に向けて、売り上げと仕入れの計画の考え方も学び、利益の使い方も子どもたちで考える。
同プログラムは、働くことやお金の大切さを学びながら、将来、社会で活躍するために必要な「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を育むことを目的に、夏休みを利用して全9回開講。参加する子どもたちが自分たちの会社を模擬的に設立し、マーケティング調査、事業計画・チラシ作成、他都市とのオンライン会議、銀行融資プレゼン、販売準備を経て、実際の商品販売、決算までを体験する。
22年目となる今年は23人が参加し、さいたま市とともに東日本連携に参画している北海道函館市、新潟県三条市、富山県高岡市、石川県金沢市の商品を仕入れて販売する。
8月9日には、埼玉りそな銀行さいたま営業部の行員を招き、子どもたちが売り上げと仕入れの計画を立ててプレゼンし、融資の模擬体験を行った。
運営を受託しているE-スタヂオの中邨登美枝社長は「東日本の都市の魅力を発信する商品を用意している。子どもたちは東日本の4市の職員からそれぞれの市の魅力や特徴などの話を聞いた上で、PRしながら販売活動を行う。実際に販売する商品の中にはそれぞれの地元に行かなければ手に入れるのが難しい物も。ぜひ、お越しいただければ」と呼びかける。
販売時間は11時~13時。