一般社団法人「埼玉ニュービジネス協議会」が現在、「第4回埼玉ニュービジネス大賞」のビジネスプランを募集している。
今年で4回目となる同コンテスト。埼玉の地域経済の発展と起業家の育成を目的として、コンテストを通じて成長を目指す人や企業を表彰する。応募対象は、埼玉県内で事業を営む中小企業、または埼玉県内で起業を目指す個人で、独創性や新規性に富むビジネスプランを持っている人。今回は、「シン・共創、爆誕!」をスローガンに、同協議会会員が1次審査通過者の伴走支援を行う「メンター制度」を拡充。応募者が実践的なアドバイスを受けながらビジネスプランを磨き上げる環境を整え、埼玉発の持続可能なビジネスモデルの創出を目指す。
賞は「大賞」「優秀賞」「アイデア賞」(各1人)、「特別賞」(複数人)を用意。受賞特典は、170社以上の同協議会会員による支援体制の提供や、特別会員として1年間の会費無料、全国の経営者ネットワークの人脈形成などを用意する。
同協議会特別委員会委員長を務める原田勲さんは「起業に必要な情報や、お客さまに向けてのPR表現、審査に適したプレゼンテーション(以下、プレゼン)の仕方など、伴走するメンターがサポートするので気軽に相談してもらえたら。コンテストは外部審査員の層も厚く、多様な会員企業との交流など次につながるネットワークも準備している。ちょっとやってみたいことがある、誰かのためにできることを考えている人は、事業成長のスタート地点として、やる気を待つよりも先にぜひ応募してみてほしい」と呼びかける。
同協議会の久礼亮一会長は「これまで受賞したビジネスプランは、いずれも新しい時代にふさわしく、未来への希望が感じられるものだった。第4回では、埼玉の強みを生かしながら全国に広がるようなビジネスモデルが生まれることを期待している。埼玉の受賞者が全国大会でプレゼンできる舞台も整えていきたい」と話す。
応募は11月30日まで。書類審査を経て2026年3月10日にプレゼン審査を行い、同5月19日に表彰式を予定する。