コンディショニングスタジオ「Advanced Body Motion(アドバンスト・ボディー・モーション)」(さいたま市中央区上落合8)が10月1日にオープンして1カ月がたった。
同スタジオは、理学療法士の丸毛達也さんとあん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家資格を持つ中尾公一さんが、「一般からプロアスリートまで、全ての人が人生をより豊かに楽しむための体づくりに寄り添いたい」という共通の理念の下、同スタジオを共同で開業した。
丸毛さんは総合病院でスポーツリハビリ部門の主任を務めた後、大学院で「体の動き」に関する研究に取り組み、修士号を取得。アメリカで、体の動きから痛みの原因を探る理学療法の研修を受講・修了し、運動に関わる専門家向けのセミナー講師としても活動している。Vリーグ女子バレーボールチームに帯同し、プロアスリートのケアにも携わってきた。
中尾さんは病院勤務や出張施術で一般の人を対象に施術を行うほか、テニスの伊達公子選手や錦織圭選手、卓球の石川佳純選手、プロ野球・北海道日本ハムファイターズなど、多くのトップアスリートのコンディショニングを担当。ロンドン、リオデジャネイロ、東京の各オリンピックでは、日本のテニスチームに帯同した実績を持つ。
施術は、50分=1万1,000円、80分=1万6,000円、110分=2万1,000円の3コース。生活習慣や体の痛みの状態をヒアリングした上で、姿勢や動作の詳細なチェックを行い、個々に合わせた施術を提供する。自宅で実践できるストレッチ方法の提案や、指導の様子を収めた動画の配信サービスも用意し、日常的なケアの継続を支援する。
丸毛さんは「これまでの経験で培ったスキルや知識を、もっと多くの方のために生かしたい。運動経験の有無にかかわらず、日常の体の痛みや悩みなど、気軽に相談してもらえたら」と呼びかける。中尾さんは「これまでの出張施術では持参できる器具にも限界があった。スタジオを構えて、万全の環境で、より多くの方に施術が可能になった。再び注目されている大宮の地で、地域と共に進化していきたい」と意気込む。
完全予約制。