小中学生を対象とした体験型イベントが「埼玉県民の日」の11月14日、さいたま新都心のイノベーション拠点「渋沢MIX」(さいたま市大宮区吉敷町)で行われる。
同施設は7月25日に開業した埼玉県のイノベーション拠点。普段はスタートアップや企業支援など「大人向け」の施設だが、県民の日に学校が休みとなる小中学生にも来てもらおうと、今回のイベントを企画した。
当日は「お金の使い方」や「ビジネスの仕組み」を遊びながら学べる3つのプログラムを行う。
埼玉りそな銀行による「りそなグループキッズマネーアカデミー」では、小学1~3年生向けの「カレー作りゲーム」(10時30分~)と、小学4~6年生向けの「人生やりくりゲーム」(12時30分~)を開催。限られた資金で材料を選んだり、ライフイベントに応じて支出を考えたりする体験を通じて、金銭感覚や計画性を身につける内容。
SAILによる「ジュニア起業チャレンジ」(14時30分~)では、小学5年~中学1年を対象に、商品開発やプレゼンテーションに挑戦する。チームでアイデアを出し合い、形にする過程を体験することで「自分で考え、行動する力」を育む。
参加者には「子ども名刺」を進呈するほか、来場者には数量限定で渋沢MIXオリジナルグッズを配布する。
埼玉りそな銀行法人部の佐野将海さんは「りそなグループ伝統の『りそなグループキッズマネーアカデミー』では、ゲームやクイズを通じてお金の大切さや銀行の役割を体験できる。小・中学生の皆さんに参加してもらえたら」と呼びかける。
各プログラムは事前申込制(先着順)で、参加無料。