東武アーバンパークライン岩槻駅の東西自由通路で2月6日、「いわつき駅ナカマルシェ」が初開催された。「岩槻リノベーションまちづくり」の取り組みで生まれた3つの活動拠点「シェアキッチンCha Tora(チャトラ)」「Nook & Park(ヌックパーク)」「ボックスショップ いわポケ」(以上、さいたま市岩槻区本町)の共同開催。
岩槻駅の東口側では、さいたま市が主催する「岩槻リノベーションまちづくり」の取り組みの中で、3カ所の拠点やMiyataya Bagle(本町)などの新たな事業者が生まれ、地域の魅力が醸成されつつある。一方で「駅の西口側の住民が東口側の魅力に触れる機会はあまりなく、新たな拠点や、事業者に気付いていないこともあった」と、「いわポケ」を運営する秋本創さんは話す。「いわつき駅ナカマルシェ」は学生や現役世代の西口住民に東口のまちの動きに触れるきっかけを作り、岩槻駅の東西で人々の回遊を促し、にぎわいにつなげていくために企画したという。
マルシェでは、管理栄養士が作る中国台湾茶カフェ「茶休息(チャシウシ)」と、蜂蜜店「BBee(ビービー)」がチャトラから出店。ヌックパークからはこうじと発酵の「okami cafe ORYZE(オリゼ)」が出店。いわポケからは、米のシフォンケーキが人気の「サミーシフォン」などが出店した。東西自由通路では、足を止めて買い物をする客も多く、初回のマルシェは盛況に終わった。
さいたま市の都市戦略本部未来都市推進部未来都市共創担当の塩澤育さんは「『公共空間の活用』を地域の方が実現できて良かった。今後もこうした取り組みを目指していきたい」と話す。
秋本さんは「東口と西口の住民が行き交う駅の自由通路で、駅ナカマルシェに出店したのは皆、地元・岩槻の人々。今後もこのマルシェを通して、岩槻の事業者やまちの拠点を地域の人々に知ってもらい、岩槻の町の東西の交流とにぎわい創出のきっかけになれば。今後も定期開催を目指す」と意気込む。