ヨロ研カフェ岩槻店(さいたま市岩槻区本町6)が現在、市内小中学校の「シェフ給食」を再現したワンプレートランチを提供している。
さいたま市では毎年、地元のシェフが地場産農産物を活用した学校給食メニューを提案・提供する「地元シェフによる学校給食(シェフ給食)」を実施している。2009(平成21)年に、市内の公立小中学校全校を自校給食方式に切り替えていくことをきっかけに、地産地消の給食が食べられる試みとして始めた。
同店シェフの新妻直也さんは2013(平成25)年から毎年、シェフ給食に協力し、市内産のヨーロッパ野菜などを使ったイタリア料理のメニューを考案・調理してきた。シェフ給食メニューは毎回、残菜がほとんど出ないほどの人気で、保護者などから「食べてみたい」という声が多かったことから、カフェでの提供を決めた。
再現メニューの内容は、ラザニア、ヨーロッパ野菜のミネストローネ、ビーツを使ったピンクのティラミス、パン、ヨーロッパ野菜のパワーサラダから成るワンプレートメニュー(2,200円)。学校給食メニューにサラダを加えるなど一部アレンジしているが、できる限り給食メニューをそのまま再現しているという。
元となる給食メニューはこれまで1万人以上の小中学生に提供し、最近では岩槻区の岩槻中学校、美園小学校、川通小学校で提供したという。市内で収穫したカーボロネロ(黒キャベツ)、ビーツなどのヨーロッパ野菜を使っている。
新妻さんは「今の給食は昔に比べて格段においしい。ぜひ保護者や地域の方にも食べてもらいたい。子どもたちが地元の食材や食に触れて、親子の会話が増える機会につながってほしい」と話す。
営業時間は10時~17時。同メニューは3月末まで、ランチ営業時間(10時~14時30分)に数量限定で提供する。