地域について学び、住民の交流を深める「第2回土呂エリア地域交流会~盆栽とまちづくりをテーマに~」が3月13日、大宮盆栽美術館近くの「盆栽レストラン大宮」(さいたま市北区土呂町2)で行われた。主催は地域の交流会実行委員会。
「土呂エリア地域交流会」さいたま市北区の経済状況を解説する片倉さん
同委員会代表は、さいたま市北区宮原町内の自治会長で行政書士の片倉淳平さん。「住民同士の出会いを生み、地域を盛り上げるきっかけになれば」と有志に声をかけ企画を始めたという。
当日はさいたま市内外から26人が参加。第1部の勉強会は、前回の開催時に講演した堀哲郎さんの地域経済の話を同区に置き換え、片倉さんがデータを示しながら現状を解説。企業の大型チェーン店やネットショップの台頭で、地域で経済が循環しない「漏れバケツ現象」に陥っている状況について話した。
勉強会後半は「大宮盆栽村」に焦点を当て、「大宮盆栽村まちづくり協議会」会長で盆栽町の町会長を務める角孝平さんが登壇。過去30園あった盆栽園が5園に減り、新しい住宅が増えて景観の変化が進んでいる同地域で、「盆栽村」を存続していくために取り組んでいる地域イベントや、ごみ拾いなどの日常活動について発表した。参加者からは「盆栽園が減った理由を踏まえて活動を展開していくといいのでは」という意見が出たほか、「盆栽村のファンづくりを目指した発信ならば協力できるかもしれない」など積極的な話し合いが行われた。
第2部では交流会を開催。片倉さんは「人と人が出会うと何かが起きる。街が面白くなるといいなと考えて交流会を企画している。自分は自称『さいたま市オタク』。これからもまちづくりを盛り上げていけたら。今後も開催予定なので、まちづくりに興味のある人に、ぜひ参加してほしい」と意気込む。
次回は5月8日、日進町で開催予定。詳細は同委員会イベント告知ページで確認できる。