埼玉大学と青山学院大学を中心とした大学生サークル「IS-Project Cafe」が、11月22日~24日に開催された埼玉大学(さいたま市桜区下大久保)の学園祭「第65回むつめ祭」で、「つけ麺津気屋」と「エナジーカレー限定屋」とコラボして出店した。
経営者を呼んでビジネスの理論と実践を学ぶ同サークル。活動を通じて、埼玉県さいたま市内で営業する「つけ麺津気屋」の榎本和人社長と榎本岳幸副社長、「エナジーカレー限定屋」の畠山篤士代表と知り合い、今回のコラボ出店が実現した。
「エナジーカレー限定屋は埼玉大学の近くにあり、つけ麺津気屋は2年前の移転まで埼玉大学の近くにあり、3・4年生にはなじみがある。いずれの店も学生向けのイベントや交流会を定期開催しており、お声掛けさせていただいた」と同サークル副代表で埼玉大学4年生の塩崎悠真さんは話す。
「実際に営業している店とコラボしてオリジナル商品で出店したのは、今回の学園祭ではおそらく私たちの団体だけ。いずれの店もスタッフのホスピタリティーと教育がしっかりしているので、学園祭出店の過程でマインドを学びたいと思った」と同サークルの代表で青山学院大学3年生の熊谷佳治さん。
自身も学園祭でラーメン作りを行ったつけ麺津気屋の榎本和人社長は、「16年前にラーメン屋を始めて現在は3店舗。今回のコラボ企画は地元で商売をさせていただいているという社会貢献の一環で、国産小麦100%の津気屋オリジナル麺とスープを提供した。現在、台湾をはじめアジアにもラーメン屋を展開したいと考えているので、今回の企画で大学生が頑張っているのを見て私も頑張ろうとエネルギーをもらえた」と話す。
今後も同サークルではエナジーカレー限定屋で就活や起業に関する交流会などを継続していくという。