埼玉大学(さいたま市桜区下大久保)で11月22日、「ミス埼大コンテスト2014」が開催され、グランプリに教育学部3年の加藤里佳子(かとうりかこ)さんが輝いた。
事前のWeb投票、当日の会場投票、審査員による投票の結果、グランプリに選ばれた加藤さん。「うれしい気持ちと信じられない気持ち。初めは自分に自信がなくミスコンに出場すること自体に迷いがあったが、周りの人に支えられてファイナリストとして活動した5カ月間で少しは自信が持てた。この5カ月間はかけがえのない時間。これから恩返しができたら」と語った。将来の夢は小学校教員になることだという。
加藤さんは東京都八王子市出身。埼玉大学へは今も実家から片道2時間をかけて通っているという。身長166センチ。特技は17年間続けているというモダンバレエ。
同コンテストのオープニング企画では、「デート中にスマホを触るのはOKかNGか」など恋愛に関する質問にミス候補が◯×で答え、ミス候補5人がそれぞれセルフプロデュースしたプロモーションムービーが披露された。
ミス候補5人それぞれのプロモーションムービーの内容は、清水みゆきさんは動物園でのデート風動画、甲斐晴菜さんは青果店での買い物や趣味の料理をしている動画、加藤さんは特技のモダンバレエの動画、吉岡文佳さんは小学3年生から続けている書道と初チャレンジの華道の動画、福山ちひろさんはバンジージャンプにチャレンジした動画だった。
フィナーレ企画では、ミス候補5人がウエディングドレス姿で登場。サプライズで用意された両親からの手紙が読み上げられ、ミス候補が涙する場面もあった。その後、ミス候補それぞれが5カ月間にわたる活動を振り返り、感謝の言葉や将来の目標を語った。
準グランプリには教養学部4年の清水みゆきさんが選ばれた。「7月1日からミスとして活動してきて、うれしいことも多かったが、悔しい時もあった。そのような時は周りの人が声を掛けてくれて、感謝の気持ちでいっぱい。ミスコンの活動を糧にこれからも頑張りたい」と話した。
同コンテストは今年で6年目。同大学の学園祭「第65回むつめ祭」の野外メーンステージで開催された。企画・運営は同大学の学生団体FP。同コンテスト運営代表者の長田美寿寿さんは「今年のミス候補は仲が良く、今までで一番にぎやかだった」とコンテストを締めくくった。