スーパーマーケット「マルエツ」大宮店(大宮区大門町3)が3月20日、リニューアルオ-プンした。
マルエツは1945(昭和20)年、さいたま市で創業。1965(昭和40)年に2号店として開店した大宮店のリニューアルは50年ぶりとなる。客が商品を自由に選んで運びレジで一括して代金を支払う「セルフサービス方式」を埼玉県内のスーパーマーケットで初めて導入した店舗としても知られる。2013年5月、建物の老朽化に伴う建て直し工事のため一時閉店していた。
全面リニューアルした売り場は、以前より約100坪増床して294坪の2フロアとなった。3階以上には分譲マンションを併設する。
同社広報IR部の加納香代子さんは「食品の売り場を増やして、約9000品目の商品を取りそろえている。マルエツ全店で初の試みとなる手作りおにぎり販売をはじめ、総菜、調味料、米なども充実している。ぜひ食べ比べや選ぶ楽しみをお伝えできれば」と話す。
来店客の一人は「大宮駅東口にはスーパーマーケットが少なく、同店が一時閉店していたことで生鮮食品を買う場所に困っていた。帰り道に寄れるのがうれしい」と笑顔を見せる。
24時間営業。