さいたま市中央区のギャラリーカフェラルゴ(さいたま市中央区鈴谷2、TEL 048-749-1721)で2月2日から、漫画家イラストレーター伊東千江さんの個展「絵の中の少女たち」が開催される。
講談社の週刊少女フレンド新人漫画賞に入選し1981(昭和56年)年、デビューした伊東さんは埼玉県出身、大宮在住。同誌を中心にピュアな少女の恋愛ストーリーで人気を博し、「星をわたる日」「あなたの瞳にうつりたい」「ふたり」など単行本を多数出版。林葉直子さんの小説「とんでもポリス」シリーズの「とんでもポリスは恋泥棒」の挿絵も担当した。
同展では「絵の中の少女たち」というタイトルの少女の原画35点を展示。「サイトなどでイラストはアップしているが、色合いなど微妙に違うので、原画の雰囲気を見ていただきたい」と伊東さんは見どころを説明する。
イラスト原画、ポストカード、詩集、ミニカードの販売もあり、「原画2点をくじ引きで当ててもらう企画も」。伊東さんは期間中在廊し、「サイン会の時間は設けていないが、ご希望があればすぐに書くのでお声掛けいただければ」とほほ笑む。
現在は、講談社「ひめぐみ」「ピンク」「たのしい幼稚園」などでページの挿絵など、イラストを中心に活動。昨年は少女フレンド同窓会誌「プラチナフレンド」で短編漫画を執筆。「昔の単行本は絶版のものが多いが、昨年執筆した『プラチナフレンド』は現在も手に入るので読んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~18時(初日は12時~)。入場無料。2月6日まで。