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さいたま市西区内に農家直営カフェ「ミルティーユ」-6次産業目指し開店

看板メニューの「ブルーベリーパイ」

看板メニューの「ブルーベリーパイ」

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 フルーツ農家が直営するカフェ「ミルティーユ」(さいたま市西区三橋5、TEL 070-6981-0141)がオープンした。
 店主はフルーツ農家の黒田泰司さん。黒田さん宅では、もともと、ブルーベリー、ブドウ、トマトなどを生産していた。農園では摘み取りの体験なども行っていたが、1次生産だけでは広がりに限界があることを実感。そこで、生産(1次産業)と製造(2次産業)と販売(3次産業)を全て行う6次産業として、ケーキを販売するカフェを開くことを決意した。

ファーマー&パティスリーカフェ「ミルティーユ」店舗外観

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 ケーキ作りは製菓学校に通って技術を研さんを積んだ。さまざまなケーキを提供するため、新たにキウイフルーツやラズベリーの生産も始めた。当初はケーキ販売だけを考えていたが、もともと行っていた摘み取り体験の利用客にも、農園に遊びに来た後、「休んでホッと一息ついてもらえる空間」をと、カフェも併設する。

 11月のオープン以来、徐々に客足は伸びているという。「当店は通学路沿いにあるので、小学生の子どもが家に帰って両親に話し家族で来店する方も多い」と黒田さん。お薦めは、果物本来のスッキリとした甘さのブルーベリーパイ。今後も、自家製のフルーツを中心にさまざまな季節のケーキを開発したいと意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~18時。水曜・木曜定休。

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