食べる 見る・遊ぶ 暮らす・働く

さいたまの老舗漬物店で「つけものカフェ」 イタリア料理を基にしたメインも

さいたまの老舗漬物店「河村屋大宮本店」の「つけものカフェ」のメニュー、福神漬けが入ったカレー風味のアランチーニ

さいたまの老舗漬物店「河村屋大宮本店」の「つけものカフェ」のメニュー、福神漬けが入ったカレー風味のアランチーニ

  • 40

  •  

 さいたま市北区の老舗漬物店「河村屋大宮本店」(さいたま市北区別所町、TEL 048-667-6733)のギャラリースペースで4月23日から期間限定の「つけものカフェ」が開催される。

さいたまの老舗漬物店「河村屋大宮本店」の「つけものカフェ」のメニュー、エリンギ黒コショウ漬けのキノコたっぷりオムライス

[広告]

 創業から約200年になる大福神漬けが有名な同店。玉ネギの漬物や、エリンギ、豆腐、チーズのみそ漬けなど創作漬物を中心に、定番の古漬け、みそ漬けなどもそろえる。

 本店の向かいのギャラリースペースでは、ぬか漬け教室や、演奏会付きの梅まつりなどイベントを不定期開催し毎回好評を得ている。

 カフェの開催は昨年に続き2回目。昨年は「おにぎりカフェ」として、おにぎり2種と野菜たっぷりスープとドリンクを提供。「普段いらっしゃらない若いご夫婦なども朝ご飯がてら来てくれた」と店長の染谷静香さん。

 今年は、「つけものランチ」(1,000円)を提供する。メインを3種から選び、ミネストローネスープ、サラダ、甘酒ババロア、ドリンクがセット。メニューはイタリア生活の経験もある染谷さんのオリジナルで、イタリア料理やギリシャ料理からもヒントを得たという。「漬物のたれは、野菜の味が思いの外染み出しているので、風味があり、調味料代わりにも使える。漬物が前面には出ていないので、苦手な人も大丈夫だと思う」と染谷さん。

 「全て原料の野菜は国産で、産地も限定している漬物を使うメニューを用意した。野菜たっぷりのランチと自家製の乳酸菌で発酵させた甘酒デザート。心と体に優しいおいしいランチを食べに来ていただければ」と呼び掛ける。

カフェの営業時間は11時~14時30分。水曜定休。5月22日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース