大宮駅周辺の15会場などで5月8日、街中を音楽とアートで彩る市民の手作りイベント「アートフルゆめまつり2016」が開催される。
同イベントは、音楽を中心とするアートで人と街をつなぐことを目的に2008年に始まり、今回で9回目。昨年は4万5000人の来場者でにぎわった。市民が企画・運営しており、出演者自らが準備から会場運営までを手掛ける「みんながつくり手、みんなが主役」が特徴。今回の参加団体は160組で、イベント開催までに毎回250人以上が参加する実行委員会を数回開き準備を進めている。
当日は大宮駅東口を中心とし15会場で、和太鼓や吹奏楽、ダンスやチアリーディングなどさまざまな団体が演奏やパフォーマンスを披露する。「15会場で同時進行なので、好きなところを探して見てほしい。毎年見るお気に入りの会場や、今年見られなかった会場は次回来てみよう、など自分なりの楽しみ方を見つけて」と同イベント実行委員会事務局長の出口朱輝さん。
昨年始まった、食べて買って楽しめる「おおみや杜の市」は今年も開催。竹とんぼ作りや紙芝居など子どもが楽しめるイベントを中心とした「子どもゆめまつり」も氷川参道の平成ひろばで同時開催する。
現在、前日準備と当日の運営のボランティアスタッフを募集している。作業内容は、会場案内、プログラム配布、子供向けワークショップでの簡単な作業、スタンプラリーのブースでの作業など。
条件は、4月20日の「ボランティア事前ミーティング」に参加できる人。長時間立ったまま行う活動も多いので、健康上支障がない人が望ましい。事務局の佐藤瑞恵さんは「ぜひ、たくさんの仲間と一緒に祭りをつくってほしい」と参加を呼び掛ける。
申し込みはメールとファクスで受け付ける。