ポピーが満開を迎えた「大宮花の丘農林公苑」(さいたま市西区大字西新井)で5月14日、「ポピーまつり」が行われ、家族連れなど3000人を超える来場者が花摘みを楽しんだ。
赤やピンクのポピー、青や紫の矢車草が約3000平方メートルの花畑に咲き誇る中を、思い思いに摘み、大小さまざまな花束を持ち帰った。
浦和区からきた小学生は「色々な色のポピーがあってすごく楽しかった。青い花が入っていろどりが良くなった」と笑顔。天気にも恵まれ、写真を撮ったり、ピクニックをしたりと、園内は明るい声でにぎわった。
1997年に開園した同苑は、チューリップ、サルビアやポピーなど、季節ごとにさまざまな花を楽しむことができる。
ポピーの花摘みは今年で4回目。「サルビアに植え替える時期のため、せっかく咲いているので皆さんに摘んでもらおうと始めた。好評で楽しんでもらっている」と同苑職員はほほ笑む。「サルビアは7月中旬から8月ごろが1回目の見頃になるので楽しみにしてきてほしい」とも。
開園時間は7時30分~19時。入園無料。