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大宮氷川神社でホタル観賞会 ホタル自生目指す 参道で「氷川マルシェ」も

氷川ホタル観賞会(昨年の様子)

氷川ホタル観賞会(昨年の様子)

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 武蔵一宮大宮氷川神社境内で6月10日・11日、「氷川ほたる観賞会」と「氷川マルシェ」が開催される。主催は氷川ほたるの杜「SHY-LIGHTS」。

「氷川ほたる観賞会」で淡く光るホタル(昨年の様子)

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 明治から昭和初期にかけて、大宮にはホタルが自生していたと言われている。同神社権禰宜の遠藤さんは「毎年皇居にホタルを献上していたという。東角井光臣先代宮司が『かつてはたくさんいた。復活するのをみたい』と言っていたと聞いている」と話す。

 「氷川神社にホタルを自生させたい」と有志で結成した同団体では昨年、1回目の観賞会を開いた。初めての開催にも関わらず1000人以上が来場しホタルのほのかな光を楽しんだ。

 同会の加藤剛健さんは「昨年はヘイケボタルだったが、今年はより明るいと言われているゲンジボタルが皆さんを待っている。楽しみにして来てほしい」と呼び掛ける。

 ホタル観賞は無料で、入場整理券が必要。整理券は、氷川神社社務所近くに設置する本部テントで16時30分から配布する予定。各日2000枚用意する。入場を15分ごとに設定し、観賞時間はそれぞれ約15分間。

 同時開催の「氷川マルシェ2016」は氷川参道二の鳥居から三の鳥居の間に地域の店が出店する。昨年の7店舗から、約20店舗と大幅に増加。「大宮は名物がないと言われているが、おいしいものはたくさんある。名物になっていくようなものを発信していきたい」と同団体委員長の古賀昇さん。

 清水園、アンジェラ、アン・ドゥ・トヮぶんごや大宮店、バーディープスなど20店舗が出店する。金箔をちりばめたホタルあんぱん、大宮タコス、なまずのフライバーガー、氷川の杜(もり)ロール、うなぎ弁当、ビール、コーヒーなどのメニューを販売する。「氷川座」として、バナナのたたき売り、筑波山ガマ口上などの大道芸も展開する。

開催時間は、「ホタル観賞会」=19時30分~21時30分、「氷川マルシェ」=10日15時~21時30分、11日11時~21時30分。ホタル観賞会のみ雨天中止。

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