
化粧品専門店スタッフの技術を競うコンテスト「NCCコスメティック甲子園」の関越エリア予選会が6月15日、大宮の資生堂ジャパン関越支社(さいたま市大宮区桜木町1)で開催された。
「NCCコスメティック甲子園」予選会で参加者が仕上げたメーキャップを審査する
化粧品専門店スタッフのメーキャップの技術向上を目的として始まった同コンテストは今年で4回目。限られた時間でモデルからなりたいイメージなどの希望を聞き、メークを施す。「初めて会った人から希望などを聞き、いかにその人の魅力を引き出すメークができるかがポイント」と資生堂関越支社の関美香さんは説明する。
同コンテスト実行委員長の野村和弘さんは「1回目の参加者は100人ほどだったが、今回は500人を超えるエントリーがあった。年々レベルも上がっている。スタッフたちのモチベーションにもなり、技術の向上、顧客への満足度につながる」という。昨年に続き参加した滑川町「ハッピーコスメタケイ」副店長の横山結さんは、「目元が印象的な人だったので、引き立てる化粧にした。30分があっという間に過ぎた」と振り返る。
同予選会には53人が参加し、最優秀賞に栃木県真岡市「ヴェル」の田口典子さん、優秀賞に群馬県高崎市「Kコスメボーテイオン高崎店」の矢口梢さんと埼玉県羽生市イオンモール羽生「セレクトコスメショップespoir」の大塚美憂さんが選ばれた。3人は8月に開催される全国大会に出場する。
優秀賞の大塚さんは「多くの方々に支えていただき、予選を突破することができた。自信を持って本大会に臨めるよう苦手部分を中心に練習し、よりモデルさんの美しさを引き出せるよう頑張りたい」と意気込みを語る。