市民が参加して製作された映画「ふるさとがえり」の鑑賞と、市民がまちづくりや地域のつながりについて語り合うワールドカフェを組み合わせたイベントが3月23日、さいたま市生涯学習総合センター（さいたま市大宮区桜木町1）で開催される。

映画「ふるさとがえり」の制作の様子

　イベント「市民活動推進フォーラム　～地域がひとつになる“スイッチ”～」は、さいたま市市民活動支援室が企画。第1部では、岐阜県恵那市を舞台に市民参加で製作された映画「ふるさとがえり」を上映する。映画は、田舎町である年の夏、亀を助けた4人の少年と昔から伝わる、亀を助けた少年たちが、ふるさとの平和を守るという、おかしな伝説。そして、現代になり帰郷した主人公・勘治を中心に、2つの時代・物語が交差しながら進行する。出演は、渋江譲二さん、佐藤仁美さん、村田雄浩さん、高畑淳子さんほか。

　第2部は、同作品の監督でさいたま市出身の林弘樹さんが、映画製作を通して見た地域や「まちづくり」について講演する。第3部は、「地域のつながりや豊かさとはなにか」をテーマに、地域との関わりについて参加者全員で話し合うワールドカフェを行う。

　企画を担当した同市市民活動支援室の平井貴夫さんは「映画の上映会とワールドカフェを組み合わせ、自分たちの周りのまちづくりにイメージを広げられるようなイベントとして企画した。多くの方に参加いただければ」と話す。

　開催時間は13時30分～17時。参加無料。定員は先着100人で事前申込制。