地域交流フリースペース「しばふハウス」(中央区本町西4)で12月17日、数字を使った記憶力ゲーム「地域No.1決定戦 記憶力大会」が開催される。
毎月、趣向を変えて行っているイベント「No.1決定戦」の一環。当日は、子どもを中心とした地域住民を対象に、ゲームを通して交流を行う。3位までの入賞者にはメダルを贈呈する。
同施設は、任意団体「きままさいたま」が今年9月、そば店「しちふくじん」跡に開設。「みんなのやりたいをかなえる場所に」をコンセプトに、クラウドファンディングで改装資金を募った施設内は、子どもたちの希望を取り入れ、壁一面の黒板、クッションの床、アプローチの人工芝を備える。
神奈川県出身で同団体代表の三尾新さんはNPO在籍中に児童養護施設の子どもたちの支援を行った経験から、「子どもが健やかに育つためには、本人たちを支援するだけではなく、親が周囲の人々とつながって支え合っていける環境づくりが大切」と感じたという。その後、花まる学習会の教室運営をしていた時に縁のあったさいたま市で、「誰でも気楽に立ち寄ることができる地域の居場所を作りたいと当施設を開設した」と話す。
同施設では、フリースペース運営、イベント企画のほか、三尾さんが指導するキッズクラブ「asone(アズワン)」、子ども一時預かり所「mama’s smile(ママズスマイル)」を展開する。それぞれ利用者が年齢の垣根を越えて交流する姿が見られるという。
開催時間は13時~15時。事前申し込みは不要。参加費200円。