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さいたまに「つぼ焼き芋」の移動店舗 じっくり焼いて甘みたっぷり

さいたまでは珍しい「つぼ焼き芋」の移動店舗と齊藤さん

さいたまでは珍しい「つぼ焼き芋」の移動店舗と齊藤さん

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 戸田市を中心に石焼き芋の移動店舗を営業している「阿佐美や」が今年も、さいたま市中央区、浦和区付近にも出店している。

おいしそうに焼けた芋

 店主の村田洋子さん、通称「いも子」さんは2005年から戸田市の児童センター子どもの国付近などを中心に、石焼き芋を販売している。2015年秋から、中央区で路地裏ガレージマーケットを運営している齊藤昇平さんに、さいたま市での販売を委託している。 

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 今年は、「石焼き芋」ではなく「つぼ焼き芋」にチャレンジ。素焼きの大きなつぼをリヤカーの屋台に設置して焼いている。齊藤さんは「石焼き芋より焦げにくい。遠赤外線で1時間15分くらい掛けてじっくり焼くので、芋の甘みが出てとてもおいしい。つぼのサイズの都合上、一度に12~13本しか焼けないのですぐに売り切れてしまうのが悩み」と話す。

 小さいサイズのお芋で200円~。紅はるか、シルクスイート、安納芋など、その時の仕入れ状況で変わるが、常時2~4種類の芋を用意する。齊藤さんは「芋は村田さんが契約している農家から仕入れている。無農薬、無化学肥料なので、皮まで安心して食べられるので栄養もたっぷり」と話す。

 中央区在住の女性は「昔はよく見かけたので懐かしい。一人暮らしの高齢者なので小さい芋を買った」と笑顔で話した。近隣の高校から部活動帰りの男子高校生数人は「おいしい。温まる」と楽しそうに食べていた。

 つぼが珍しいので中を見てみたい子どもたちを齊藤さんが抱え上げて中を見せると「わぁ」と喜ぶ。齊藤さんは「子どもから大人まで笑顔になれる温かい食べ物」と笑顔で話す。「寒い冬にちょっと立ち寄って、つぼを触って温まって、おしゃべりしながら食べていってほしい。寄り道スポットになれれば」とも。

 与野本町駅付近への出店は火曜16時~。毎週日曜に開催の路地裏マーケットにも不定期出店。3月くらいまで。その他の出店情報はツイッターやフェイスブックで知らせる。

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