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大宮で初の自転車見本市 「埼玉サイクリングショー」-1万5千人来場

サイクリストでにぎわう会場

サイクリストでにぎわう会場

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 自治体主催の自転車見本市としては全国初となるイベント「埼玉サイクリングショー」が3月20日、ソニックシティー(大宮区桜木町1)で開催された。

手でペダリングをする「ハンドバイク」

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 昨今の自転車ブームに加え、埼玉のサイクリストにとっての中心地でもある荒川サイクリングロードや競輪場を有し、隣接する上尾市には強豪チームでもあるメーカー「ブリヂストン」があるなど、元来自転車とは縁の深い大宮での初のサイクルイベントということもあり、当日は1万5000人の愛好家らが来場した。

 市内外の企業や団体50社が出展したブースの中でもひときわ目を引いたのが、手でペダリングをする3輪バイクを展示していた「HandBike Japan」のブース。同ブランドを主宰する宇賀神溶接工業の宇賀神社長は「友人のけがをきっかけに、誰でも楽しめるハンドバイクを1年かけて開発した。今後は専門である金属加工の技術を生かし、このハンドバイクを広げていきたい」と話した。

 また、道路を封鎖した試乗コーナーにはさまざまなシティーバイクが展示され、多くの参加者がアシスト機能や乗り心地を試した。

 2011年に埼玉県が自転車広報キャンペーン「LOVE bicycle SAITAMA」を始めたのに続き、さいたま市も今秋、世界最大の人気を誇るロードレースイベント「ツール・ド・フランス」と提携し新たなレースイベントをさいたま新都心で予定するなど、県政・市政の積極的な施策に端を発する自転車熱はまだまだ冷める様子はない。

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