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JRさいたま新都心に新複合ビル 商業ゾーンに飲食・ベーカリーなど14店舗

改札デッキから直通の「JRさいたま新都心ビル」

改札デッキから直通の「JRさいたま新都心ビル」

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 JRさいたま新都心ビル(さいたま市中央区新都心11)の商業スペースが5月17日、オープンした。

スペイン料理店の「市場」をイメージしたバルコーナー(関連画像)

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 同ビルは、保育園や商業ゾーン、オフィス、ホテル、結婚式場からなる20階建ての複合ビル。17日は14店舗が入る2階から4階までの商業ゾーンが先行オープンとなり、JRさいたま新都心駅の改札デッキから徒歩1分という立地を生かして多くの集客を見込む。

 同駅に一番近いフロアの2階には、朝7時から開くコンビニエンスストアやカフェ&バー、イートインもできるベーカリー、靴の修理などのリペアサービスを行う4店舗が集まる。

 3階は「プチ贅沢(ぜいたく)ダイニング」としてお祝いの席などに使える和食や洋食のレストランを集めた。地元さいたまのスペイン料理店「MERCADO DEL PUERTO(メルカド デル プエルト)」は、バルとしての立ち飲みスペースとゆっくり食事ができる着席スペース、駅が一望できるテラス席があり、スペインから直輸入したイベリコ豚の生ハム、パエリアなどのメニューに合うワインも数多い。埼玉県初出店の「Mia Bocca(ミア ボッカ)」は、北海道から直通の新鮮な海の幸を使ったパスタや、北海道産の小麦を100%使うもっちりした食感のピザなど、看板メニューをそろえる。

 4階は気軽に立ち寄れる「カジュアルダイニング」として、中華料理や定食、つけ麺、ちゃんぽんなどの飲食店が集合。県内初出店の「YAKITORI&SAKE 鳥光國」は、素材の鮮度にこだわった串焼きのメニューを100円台から用意するほか、鶏の良さを味わえるサイドメニューも充実させる。

 JR東日本大宮支社の開発担当者は「この辺りは官公庁をはじめ、オフィスも多い。周辺で働く方はもちろん、さまざまなイベントでも利用していただけるように、幅広くお客さまを呼び込みたい。にぎわいをつくって、街の活性化につなげたい」と話す。

 営業時間は11時~23時(一部ショップは異なる)。6月13日には上層の宿泊施設「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」、結婚式場「LAGUNAVEIL Sky Terrace(ラグナヴェール スカイテラス)」もオープンする予定。

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