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さいたま「染谷はなしょうぶ園」 花ショウブが早くも見頃に

さいたま見沼区の「染谷花しょうぶ園」のショウブが見頃に

さいたま見沼区の「染谷花しょうぶ園」のショウブが見頃に

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 さいたま見沼区の「染谷花しょうぶ園」(さいたま市見沼区染谷2、TEL 048-683-8787)が5月27日に開園し、ハナショウブが見頃を迎えている。今年は例年よりやや早く開花を始めたため、6月1日の開園予定を前倒しした。

さいたま見沼区の「染谷花しょうぶ園」東屋もありゆったり見学できる

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 広さ約8000平方メートルの敷地には約200種類、約2万株の、さまざまな色や形のハナショウブが咲き誇り、6月中旬以降はアジサイも楽しめる。園内には花見台、八つ橋、あずまや、茶室などがあり、ベンチに座りハナショウブを見ながら涼やかなひとときが過ごせる。抹茶と和菓子を販売する和喫茶や地元の土産品販売もある。

 同園を運営するのは、地元で植木の生産・卸を手掛ける「染谷植物園」。1983(昭和58)年に開園し、今年で34年目を迎える。毎年6月の1カ月だけ毎日開園しており、県外からも来園者があるなど定着している。

 川口市から訪れた内山洋人さんは「初めて来た。菖蒲町のショウブはまだあまり咲いていなかったが、ここは随分咲いている。あずまやや八つ橋などもあり写真映えする」とカメラを構える。

 開園期間は1カ月だが、残りの11カ月はその準備に忙しい。同じ種類を植え続けると連作障害が起きるため、7月に入った時点で株分けや植え替えなどの作業を行う。除草剤は使わず、草取りは手作業という。同園スタッフは「今で四~五分咲きくらい。天気次第だが1週間後くらいには満開になりそう。平日がゆっくり見られるのでおすすめ」と来園を呼び掛ける。

 今年初企画の「しょうぶ園&らんやコラボ企画」も行っている。同園の入場券を胡蝶蘭生産直売の「黒臼洋蘭園 らんや本店」(見沼区染谷1)の売店に持参すると、「らんの玉手箱」がもらえる。(一人一枚、当日限り)

 開園時間は9時~17時。入園料は、大人(中学生以上)=500円、小人(小学生のみ)=200円、75歳以上=200円(土曜・日曜・祝日は500円)。6月末まで。

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