JR大宮駅(さいたま市大宮区錦町)で6月17日から、東北新幹線開業35周年記念イベントが行われている。
17日には、岩手・宮城の産直品販売、記念パネル前での「こども駅長制服撮影会」などが行われ、家族連れなど多くの来場者でにぎわった。大宮駅近くに住む4歳の立脇雅さんは新幹線が好きだと言い、写真撮影は「楽しかった」と笑顔。母親の圭子さんは「親子で温泉に行ったことがないので、『なすの』に乗って行きたい」と話した。
21日から24日は福島・栃木産直市、25日は埼玉産直市が行われる。大宮駅や、東京駅など各駅弁売店で東北新幹線開業当時の沿線各地をイメージした料理が入った記念弁当(1,250円、税込み)を販売する。
東北新幹線開業当時の13駅分の記念レプリカ硬券を集めるラリーを25日まで、同駅構内や駅周辺商業施設などで実施する。23日からは、東西連絡通路で記念フレーム切手や、エキュート大宮で東北新幹線E5系関連グッズを中心とした物販も行う。
JR東日本大宮支社担当者は「この機会にご友人やご家族で大宮駅にお出掛けください。これまで新幹線をご利用いただいた皆さまや沿線の地元の方々への感謝の気持ちをお伝えするとともに、これからも多くのお客さまに新幹線を利用した旅をお楽しみいただきたい」と呼び掛ける。