JR大宮駅東口の銀座通りで10月29日、大宮アルディージャVSセレッソ大阪戦を観戦する「大宮オレンジストリート」 パブリックビューイングが行われた。主催は大宮銀座通りパブリックビューイング実行委員会。
大阪キンチョウスタジアムで行われた2017明治安田生命J1リーグ第31節・同戦を観戦する同イベント。台風接近により雨が降る中、ポンチョやタオルを身につけたサポーターが集まり声援を送った。大宮アルディージャのマスコットキャラクター「アルディ」と、通常スタジアムでしか会えない「ミーヤ」も来場しハロウィーンの装いで会場を盛り上げた。
キックオフ前には、スタジアムDJ高森浩二さんとシンガー・ソングライター斉藤省悟さんによるトークショーが行われた。斉藤さんは「みんなで応援できる場を街に設けるのは素晴らしい。大宮が一つになれた」と振り返り、高森さんは「キックオフ前にちょうど雨が小降りになり、みんなの思いが伝わったのだと思う。選手紹介でまるでスタジアムにいるような雰囲気に盛り上がったと思う」と笑顔を見せた。
試合は途中セレッソ大阪に0-2とリードを広げられたが、大宮アルディージャの反撃で1点返し、1-2で試合終了。参加した大宮区在住の大島さんは「台風の休日だったので家にいる予定だったが、この試合を見に行くために外出した。結果は残念だったが、見に行かれないアウェー戦を観戦できたのでよかった。ぜひまた開催してほしい」と話す。
住吉通り商店会・大宮銀座商店街協同組合・大宮一番街商店街協同組合の協力店では飲食の割引サービスが実施され、同通りには選手の等身大パネルの設置やのぼりも設置され、街はオレンジ色に染まった。
大宮銀座通り商店街協働組合会長で、同イベント実行委員会副会長の栗原俊明さんは「試合は残念だったが、悪天候にもかかわらず多くのファンやサポーターの皆さまに来場いただき実行委員会そして商店街一同、心より感謝している。やはり皆さまが求めているのは最高の天気の中での最高の勝利だと思うので、ぜひ次の機会も検討していきたいと思う」と話す。