さいたま市で今日10時過ぎごろから雪が降り始め、夕方から夜にかけての降雪で埼玉県南部では15センチ程度の積雪が予報されている。
熊谷地方気象台によると埼玉県南部の15センチの積雪は、2016年1月18日以来2年ぶり。14時の時点で熊谷市桜町に設置されている積雪計では0センチの計測だが、今後夕方から夜にかけて引き続き降雪が予報されており、警報が発令される可能性もあるという。
同施設職員は「現在のところけが人や事故などの情報はきていないが、今後の積雪によっては、路面の凍結などによる交通障害、ビニールハウスなど農業施設の倒壊の可能性、交通の乱れや積雪による帰宅困難なども予想されるので、適切な対応をお願いしたい」と注意を呼び掛ける。
JR東日本大宮支社によると14時時点では大きなダイヤの乱れなどはないが、現在対策会議を行っており、対応が決まり次第同社ホームページなどで情報を公開するという。同社職員は「夕方以降明日にかけて、運転状況が変更し、所要時間が通常よりかかることなども予想されるため、早めの確認と対応をお願いしたい」と呼び掛ける。